光造形とは?
液状の紫外線硬化樹脂(※)を紫外線レーザーを使用して一層ずつ硬化させ積層する工法であり、従来の工法では困難であった複雑な形状を短時間で作成する技術です。
※紫外線に反応し硬化する液体のことです。
光造形の使い方
主には、試作品、製品の形状確認、機械部品の型などに用いられます。
※仕上加工が必要な場合があります。
材料
エポキシ樹脂(液体のプラスチック)を使用します。
光造形の造形可能なサイズ
一般的な光造形機のワークエリアエは、小型では200~300mm程度、中型では400~600mm程度(※)、大型で1000mm程度(※)になります。また、Z(縦)方向が長く(高く)なると造形時間は長くなります。 ※Z(縦)方向は500mm程度
3Dデータから短時間で成形が可能です。
円形などを含む複雑な形状も一体成形が出来ます。
接着を行わなければ出来ない形状も成形が可能です。
ある程度の可視化が出来、製品内部の確認が可能です。
試作品、製品の確認、量産前のチェックなどに適しています。
材料はエポキシ樹脂のみと制約があります。
重量物や面積が大きい造形については高価になります。
3DのCADデータが必要となります。
サポートや積層段差があり除去作業が必要となります。
一般的には、衝撃、 耐光性(変色など)に弱いとされています。